2025年1月15日(水)、第172回直木賞の発表があり伊与原新(いよはら しん)さんが受賞しました!
- 伊与原新のwiki経歴プロフ!
- 伊与原新の本名/出身/中学・高校・大学など学歴は?
直木賞候補になったのは2回目で、見事受賞した伊与原新さんはどんな作家さんなのか気になりますよね!
伊与原新のwiki経歴プロフ!本名/出身/中学・高校・大学など学歴まとめと題し、伊与原新さんの経歴をwiki風プロフにまとめました。
伊与原新さん、とってもすごい経歴や学歴をお持ちなので早速見ていきましょう!
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伊与原新のwiki経歴プロフ!
伊与原新さんのwiki経歴プロフは以下の通りです。
- 名前:伊与原新(いよはら しん)
- 本名:吉原新
- 生年月日:1972年10月26日(2025年1月時点52歳)
- 出身地:大阪府吹田市
- 出身中学:大阪教育大学付属天王寺中学校
- 出身高校:大阪教育大学付属天王寺高校
- 出身大学:神戸大学理学部地球科学科(現・惑星学科)
- 出身大学院:東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻
- 経歴
- 2003年:富山大学理学部助教授に就任→2011年退職
- 2008年:小説を書き始める
- 2009年:初めての小説「二度目の満月」で第55回江戸川乱歩賞最終候補入り
- 2010年:「ルカの方舟」で第56回江戸川乱歩賞の最終候補入り
- 2010年:「お台場アイランドベイビー」第30回横溝正史ミステリ大賞を受賞し小説家デビュー
- 受賞歴
- 2010年:「お台場アイランドベイビー」第30回横溝正史ミステリ大賞を受賞
- 2019年:「月まで三キロ」第38回新田次郎文学賞 / 第3回未来屋小説大賞
- 2021年:「八月の銀の雪」第18回本屋大賞で6位入賞
- 2025年:「藍を継ぐ海」で第172回直木賞
大阪府出身の伊与原新さんは、関西で大学生まで過ごし、東京大学大学院へ進みました。
専門は地球惑星物理学です。
2024年10月クールにNHKで放送された「宙わたる教室」の原作は伊与原新さんで、ドハマリしたドラマでした。
広い宇宙、惑星をテーマに様々な悩みを抱えながら定時制高校に通う生徒らと担任の藤竹先生との交流を描いていて心に残る素晴らしい作品。
そんな伊与原新さんが描いた「藍を継ぐ海」はこちらも科学がテーマ。
科学的な視点を取り入れながら日常生活に潜む感動を描いている5つの短編集です。
伊与原さんの作品は、刺激的だったり派手さがあるのとは違い、静かに心の大切な部分に触れる優しさがあり気がついたら涙が出ている…ということがあります。
【あらすじ】
数百年先に帰ってくるかもしれない。懐かしい、この浜辺に―ー。
徳島の海辺の小さな町で、なんとかウミガメの卵を孵化させ、自分ひとりの力で育てようとする、祖父と二人暮らしの中学生の女の子。年老いた父親のために隕石を拾った場所を偽ろうとする北海道の身重の女性。山口の見島で、萩焼に絶妙な色味を出すという伝説の土を探す元カメラマンの男。長崎の空き家で、膨大な量の謎の岩石やガラス製品を発見した若手公務員。都会から逃れ移住した奈良の山奥で、ニホンオオカミに「出会った」ウェブデザイナーの女性、短編全5編引用元:アマゾン
伊与原新の本名は?
伊与原新さんの本名は、吉原 新(よしはら あらた)さんです。
リサーチマップに富山大学で職業経歴のある人物の欄に本名が載っていました。
伊与原さんは2003年から2011年まで富山大学に助教授として勤務。
数々の研究を続けていた中、中々うまくいかないなと感じるときが増えミステリー小説をよく読むようになったそうです。
岩石などに記録された数十億年前の地球の地磁気の研究。
世界各地を巡って岩石を採取したが、古い時代の記録であることを証明する方法を確立できず
「だんだん自分の出したデータが信用できなくなった」。研究に行き詰まりを感じていた。
引用元:産経新聞
1つトリックを思いついたことをきっかけに小説を書き始め、2010年に第30回横溝正史ミステリ大賞を受賞して小説家デビューへ。
2011年に研究職を離れ、本名の「吉原新」さんから小説家「伊与原新」としての道を歩むことになったのですね!
伊与原新の出身は?
伊与原新さんの出身は、大阪府吹田市です。
伊与原さんは、高校まで地元大阪で生活し、大学から神戸へ。
そして大学院で東京へ行きました。
伊与原新さんの名前が世間に広く知れ渡るきっかけとなった「宙わたる教室」は、大阪の定時制高校科学部から着想を得たとインタビューで話していました。
伊与原新の中学・高校・大学など学歴は?
伊与原新さんの中学・高校・大学など学歴は以下の通りです。
- 出身中学:大阪教育大学付属天王寺中学校
- 出身高校:大阪教育大学付属天王寺高校
- 出身大学:神戸大学理学部地球科学科(現・惑星学科)
- 出身大学院:東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻
出身中学
伊与原新さんの出身中学は、大阪教育大学付属天王寺中学校です。
大阪教育大学付属天王寺中学校(通称:大教大天王寺)は、男女共学の中高一貫校で理科教育に力を入れていることで有名です。
最新型の光学顕微鏡を1人1台用意されているほどの力の入れよう!
卒業生には、ノーベル生理学・医学賞の山中伸弥さんや、高学歴芸人として有名なロザンの宇治原史規さんらがいます。
伊与原さんも、自身の根幹となる科学への知的好奇心が大阪教育大学付属天王寺中学校で育まれたのでしょうね!
出身高校
伊与原新さんの出身高校は、大阪教育大学付属天王寺高校です。
大阪教育大学付属天王寺中学校と同じ敷地内にあり、中学生の約9割が内部進学すると言われています。
中高一貫校で伸び伸びと、でも確実に質の高い教育を受けて将来へつながる学習環境を完備。
学びたい学生にぴったりの高校ですね!
出身大学
伊与原新さんの出身大学は、神戸大学理学部地球科学科(現・惑星学科)です。
神戸大学理学部地球科学科(現・惑星学科)は、地球化学・惑星科学・宇宙科学を融合した幅広い分野が学べます。
「この星はなぜ地球なの?」といった問いをテーマに広い視点から研究。
「生の地球」を体感するため、フィールドワークも盛んに行っているそうですよ!
宇宙に興味のある学生にはとても魅力的な学部ですね。
出身大学院:東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻
伊与原新さんの出身大学院は、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻です。
小学生の頃に憧れた藤子・F・不二雄さんの世界。
SF色が強く、科学への憧れがここから始まり、東京大大学院で地球惑星科学を専攻するまでになりました。
元々は「科学が好きな子ども」から「宇宙や天体に関わる勉強がしたい」と夢が広がり、日本最高峰の東京大学大学院で学ぶようになるなんて伊与原さん自身が小説の主人公のようですね!
まとめ
今回は『伊与原新のwiki経歴プロフ!本名/出身/中学・高校・大学など学歴まとめ』と題して、第172回直木賞作家となった伊与原新さんのwiki経歴プロフ、本名や出身、中学・高校・大学など学歴をまとめて紹介しました。
伊与原新さんの本名は、吉原 新(よしはら あらた)さんで、大阪府吹田市の出身です。
52歳(2025年時点)で国立の進学校である大阪教育大学付属天王寺中学校・高校に通っていました。
その後、神戸大学理学部地球科学科(現・惑星学科)、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻で宇宙や科学について研究。
2003年に富山大学の助教授でさらなる研究活動をした後、2011年本格的に小説家として活動をスタート。
今回2回目のノミネートで見事直木賞を受賞しました!
伊与原新さんの小説は科学に苦手意識がある方もとても楽しく読めるのでぜひこの機会にまだの方は読んでみてくださいね!