2024年11月24日、今シーズン初レースとなるクイーンズ駅伝に廣中璃梨佳(ひろなかりりか)選手が出場!
今回は『廣中璃梨佳の怪我や故障は?引退危機を乗り越えた現在を調査!』と題し、廣中璃梨佳選手の怪我や故障、引退危機を乗り越えた現在について紹介します。
- 廣中璃梨佳の怪我は?
- 廣中璃梨佳の故障は?
- 廣中璃梨佳の引退危機を乗り越えた現在は?
今シーズン初レースとなったクイーンズ駅伝を「チーム優勝」という素晴らしい結果で終えた廣中璃梨佳選手について見ていきましょう!
廣中璃梨佳の怪我は?
廣中璃梨佳選手は、2023年末から2024年にかけて右膝の怪我やアキレス腱を痛めて日本選手権、パリオリンピックの出場を棄権しました。
2023年12月の日本選手権10,000mで優勝した後、廣中選手は右膝やアキレス腱に痛みを感じ始めました。
この怪我により、廣中選手は2024年に入ってから大会は欠場。
怪我の詳細な診断名は公表されていませんが、大会に出られない長期離脱を強いられるほどの深刻なものだったことがわかります。
絶好調だった廣中選手、日本選手権とパリ五輪を棄権しなければいけなかったことは本当に苦しい期間だったでしょうね…
この怪我は、廣中選手にとって初めての長期離脱につながる経験でした。
ケガをした最初の頃は都道府県対抗駅伝を欠場したり、ただただ悔しい気持ちが大きかった
と、廣中選手は語っています。
選手にとって怪我による離脱は精神的にも大きな試練となりますよね。
怪我の回復期間中、廣中選手は治療やリハビリをしながら心身ともに強くなるための努力を重ねたそうです。
日を重ねるごとに、「これが良かったと思えるように今できることに徹しよう」と考えたり、走りだけでなく気持ちの面でも強くなろうと思えたりした。
と、いう言葉から、怪我という選手にとって辛く苦しい逆境を成長の機会にかえようとしている前向きな姿勢を感じました。
廣中璃梨佳の故障は?
結論から言うと、廣中璃梨佳選手は怪我による故障のため、2023年末から2024年にかけての約1年間のブランクを強いられました。
故障により、目標としていたパリ五輪出場の機会も失うことになりました。
廣中選手の故障は、「疲労骨折」の可能性も指摘されています。
長距離選手にとって、膝の故障は特に深刻な問題です。
一般人なら膝を痛めると走るどころか普段の生活でさえつらいですよね。
膝の故障は「走ること」そのものが難しく、復帰できたとしてもその後のパフォーマンスにも大きな影響を与える可能性があります。
廣中選手は2ヶ月以上を要する故障は初めての経験、これまで順調にキャリアを積み重ねてきたので余計に絶望的に長く感じられたのではないでしょうか!
この故障による長期離脱は廣中選手にとって間違いなく大きな影響を与えました。
しかし、故障により走ることと距離をあけなければいけなくなった廣中選手は「自身を見つめ直す期間」に気持ちをシフトし、メンタル面を強くする機会として捉えたそうです。
廣中選手は故障の時期を経て、徐々に練習に復帰し夏頃から本格的なトレーニングを再開。
故障した右膝やアキレス腱の怪我が再発しないよう慎重にリハビリ段階を踏んで復帰への道を歩んでいきました!
怪我による長期の故障を抱えながら、メンタルを強化することにシフトしていった廣中選手の強さに感動しました!
廣中璃梨佳の引退危機を乗り越えた現在は?
廣中璃梨佳選手は、長期の故障という引退の危機を乗り越え2024年11月24日開催のクイーンズ駅伝に出場し、見事所属チーム【日本郵政】が優勝しました。
廣中選手の実戦復帰は約1年ぶり、「待ってました!」という気持ちでいっぱいになりました。
クイーンズ駅伝は、宮城県松島町をスタートし仙台市がゴール6区間42.195kmを6区間にわけて襷をつなぐ大会。
廣中選手は昨年区間賞を取った3区にエントリーされました。
しかも11月24日は廣中選手の24歳の誕生日!
復帰戦が誕生日なんて運命的なものを感じますね。
24歳の誕生日と重なる特別な日が復帰戦となった廣中選手は、
24歳になって初めてのレースで、どういう走りができるのか、自分自身ワクワクしています!
と、コメント。
長期離脱を経験した選手にとって、復帰戦への期待と不安は計り知れないものがありますよね。
しかし、廣中選手の言葉から新たな挑戦への前向きな姿勢が感じられました。
廣中璃梨佳の現在の走りは?
廣中璃梨佳選手は怪我から1年ぶりとなった現在、実戦復帰クイーンズ駅伝で廣中選手は最長区間の3区(10.6km)に登録して激走しました。
復帰戦で最長区間は心配になりましたが、それだけ怪我が回復しているということですよね!
過去2回区間賞を獲得している3区の走りは、今年も素晴らしく手に汗握る展開でした。
チーム優勝が決まった後、貢献する快走をした廣中選手に満面の笑顔がありました。
今までの怪我や故障がなかったかのようなスッキリとした笑顔を見ていると胸がいっぱいになりました。
クイーンズ駅伝の前、
今年はチームメイトに助けてもらったことが多かったので、感謝の気持ちを胸に走りたい
と、語っていたことからもチームへの感謝と貢献への強い意志が感じられました。
陸上選手にとって故障期間が長く、現在のように復活できるのか不安な間は本当に苦しかったと思います。
それでも廣中選手は「走りだけでなく気持ちの面でも強くなろうと思えたりした」という言葉は、まさに走りだけでなく精神面でもトップアスリートだと証明されたと感じました。
復帰レースをチーム優勝という素晴らしい結果で終えた現在、廣中選手は再びトップレベルで国際大会での活躍を果たすことでしょう。
目標にしていたパリ五輪出場の機会は逃しましたが、現在は2025年に東京で開催される世界陸上選手権への出場を目指していきます。
素晴らしい復帰を果たした廣中選手を応援していきたいですね!
まとめ
今回は『廣中璃梨佳の怪我や故障は?引退危機を乗り越えた現在を調査!』と題して、廣中璃梨佳選手の怪我と故障、そして引退危機を乗り越えた現在の姿を紹介しました。
廣中選手は、2023年末から2024年にかけて右膝やアキレス腱の怪我により長期離脱を余儀なくされました。
怪我により初めて2ヶ月以上の故障で、目標にしていたパリ五輪出場の機会を逃してしまいました。
怪我による故障の期間中、身体的な回復とメンタル面でも強くなることに気持ちをシフト。
約1年の怪我による故障で実戦から離れていた後、2024年11月24日現在クイーンズ駅伝に出場し、チーム優勝に貢献!
廣中選手の復活は、怪我や故障を経験したアスリートたちにも希望を与えたのではないでしょうか!
復帰戦を果たした廣中選手の活躍に、注目していきたいと思います。